NEXOでは、目に見えないものを形にします。
320時間。それぞれの作品に費やす時間です。
すべては探求から始まります。素材ではなく、意味を探求することから。
芸術、自然、人間関係。感情の考古学者として、私たちは個人の物語、美術史、そして私たちのコレクション「Musubi」のインスピレーションとなった運命の赤い糸のような古代の伝説を掘り起こします。
記憶を呼び起こし、約束を内包し、物語を包み込む質感、ボリューム、そして形。
それぞれのムードボードは感覚的な地図であり、記憶と欲望が、心だけが完全に理解できる視覚的な言語へと収束する場所です。
スケッチは鉛筆で生まれ、告白のように親密で傷つきやすいものです。その後、3Dテクノロジーが立体感を与えますが、それは単なる前奏曲に過ぎません。真の変化はまだこれからなのです…
一部の作品は、彫刻刀やヤスリを使って、蝋で直接彫刻されます。それは純粋な創造の行為であり、ベレニスの手だけが、その物語と形との唯一の仲介者となるのです。
千年の歴史を持つロストワックス鋳造技術は、設計図を実体化し、複雑で精巧な部品を単一の鋳造品として高精度に製造することを可能にします。各蝋型は金属に命を吹き込むために犠牲となり、喪失と創造が不可分である変容の儀式を成し遂げます。
ここで、時間は止まります。
マドリードにある提携工房の熟練した職人の手によって、各表面が磨き上げられ、隅々まで丁寧に仕上げられます。
各作品に個性を与える質感という最終仕上げが施され、それぞれの作品に個性を与える宝石がセットされます。
この工程の最後に、ベレニスは各作品に最後の刻印を施し、シリアルナンバーとブランド名を繊細に刻みます。これは、職人とジュエリーとの最後の親密な対話であり、その一挙一動が、作品に決定的な個性を与える愛撫なのです。
その宝石は、すでにその形を確立し、最終的な美しさを求めて旅立ちます。
見えない流れ(エネルギーのささやきのようなもの)によって銀と金の絆を固める液体に浸されます。
それは現代の錬金術の儀式です。
この瞬間、作品は最終的な「肌」、すなわち18金ゴールドの覆いを受けます。その硬度により耐久性が増し、24金ゴールドのメッキによって最終的な色合いが与えられます。
この光のベールは単なる仕上げではありません。真の絆のように、その輝きが時の流れに耐えるという約束なのです。
アトリエでは、ラグジュアリーは最も深い意味を持ちます。それは、個性の究極の表現を求める方々のために、絆を理解するために必要な時間を捧げることです。
最初のビデオ通話で、言葉が願望を明らかにします。ムードボードが感情を形、ボリューム、質感へと変換します。3つの提案で未来が可視化されます。3Dプリントされた作品が、具体的な約束へと変わります。そして最後に、最終的な創造物:お客様が夢見るまでこの世に存在しなかったジュエリーが誕生します。
私たちは、意識的な贅沢を信じております。それは、各素材の起源を知り、各工程に責任を持ち、あらゆる動作において誠実である贅沢です。